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ザ・スピリット(The Spirit)

監督:フランク・ミラー
出演:ガブリエル・マクト、サミュエル・L・ジャクソン、エヴァ・メンデス、スカーレット・ヨハンソン

「シンシティ」の原作者であるフランク・ミラーが監督を務めたアメコミ原作の映画化。
原作は読んだ事ありません。

まず、世界観がほとんどモノクロの町並みでシンシティとカブりますが、監督であるフランク・ミラーがこういう色使いが好きなんだなと感じましたね。

その世界観に対して、シンシティ並みのハードボイルドだと思いきや、クスっと笑える場面が何箇所もあり、コメディ要素が意外にもありました。
ヒーロー像としてはスーパーマンのように無敵ではなく、バットマンのように影があるわけでもない。
そこら辺にいる正義感あふれる女好きな男性がひょんなことからヒーローになったという感じです。
個人的にはそこが人間臭くて好きでしたね。

一方、敵役オクトパス演じるサミュエル・L・ジャクソンがあまりにも濃すぎる・・・
おかげ様で主人公を丸飲み状態・・・
演技の差なのか、場数を踏んできた違いなのか、この差は歴然なので、ある意味可哀想・・・

一応、メイキングも見たんですが、セットはほとんどなく、後からCG合成というシンシティの撮影方法を使ってました。
多分、シンシティでの撮影に参加していたフランク・ミラーが、そこで得たものを別の映像作品として作りたかったんじゃないですかね?

興行的には散々だったみたいですが、上に書いたように個人的には好きです。
映画といわれるとチョット厳しいですが、動くコミックとして捉えるといい作品じゃないでしょうか?

今後、またフランク・ミラーに映画を撮ってほしいかと言われても、答えは「NO!」
ロドリゲスと組んで作品作った方がいいと思います・・・

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