監督: コーエン兄弟
出演: トミー・リー・ジョーンズ、ジョシュ・ブローリン、ハビエル・バルデム
リンク:公式サイト
オスカーを受賞したコーエン兄弟の最新作。
前情報は一切得ずに劇場に足を運びました。
以下ネタバレ要素含みます。
基本的に大金を手にした人間(主人公ではない気がする)が暗殺者に追われるというストーリー。
「ハビエル・バルデム」演じる暗殺者は一見どこにでもいそうな雰囲気を持ちつつ、淡々と殺人を犯していく。
普通の人なのにもかかわらず、その存在はホラー映画の殺人鬼的な要素を持ち合わせています。
上映中、ふと思い浮かんだのが「ユージュアルサスペクツ」の「カイザー・ソゼ」。
全く違う存在ですが、あまりにも人間離れしたその存在感がそう思わせたのでしょう。
この映画、「トレーニング・デイ」、「グラディエーター」並に『オスカー取るような内容ではない映画』だと思いますが、多分それは私が日本人だからなのでしょう。
「人間の弱さ」は別としても、「銃社会」、「麻薬と金」といった日本では馴染みが無い要素であるし、その奥にあるものが多分、この映画の核心なんだと思います。
暴力的でありながら、文学的な要素をもったそんな作品だった気がします。
何度この映画を観ても、私はその核心を理解することは出来ないでしょう。
ラストシーンのトミー・リー・ジョーンズの台詞の言いたい台詞と環境はよく分かったが、もっと厚みのある長回しの台詞がほしかった。
そこが残念な気がします・・・・